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那覇空港の第2滑走路増設事業で、県外産の石材を搬入する様子が初めて公開されました。
久田記者は「こちらの船、奄美産の石材を那覇港に搬入していきています。そしてこちら、奥のほうに、白みが強い県内産の石材と一緒に、やや黒みがかった奄美産の石材が一緒にストックされている様子がわかります。」とリポートします。
那覇港では14日、第2滑走路の護岸工事に使用するため鹿児島県奄美大島から搬入された、およそ2000立方メートルの石材が、仮置き場に積まれていく様子が公開されました。
県外産の埋立て用石材や土砂などには、沖縄の生態系を脅かす特定外来生物が付着する恐れもあり、防除対策を報告させることなどを定めた、県の規制条例が7月成立しています。
これについて国の担当者は、石材の採取元で十分に洗浄していることや、現地の港から搬出する前に4段階にわたって専用のスタッフが目視確認していることなどを説明。規制条例の施行は10月からですが、特定外来生物の侵入防止に細心の注意を払う姿勢を強調しました。