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那覇港管理組合・浦添市素案に懸念

那覇港管理組合は、那覇軍港の移設受け入れを表明した浦添市の独自案は、国際物流拠点としての開発の支障になると懸念を示しました。

那覇港管理組合は県と那覇市、浦添市で構成されていて、那覇港の20年以上先の将来を見据えた長期構想を、8月末にもまとめる予定で話合いを続けてきました。

11日の組合の議会では、2015年4月に那覇軍港の移設受け入れを表明した浦添市の松本市長が、軍港の建設位置の変更などを含んだ独自案を提案した影響で、長期構想の策定やその後の港湾計画の策定が遅れることなどについて質問が相次ぎました。

組合の幹部は、長期構想の策定の目途は立っていないとしたうえで、浦添市の独自案は国際物流拠点としての整備にも支障があると懸念を示しました。