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3日間に渡ってお伝えしている質の良い眠りを実現する安眠対策について、最終回の今日は、睡眠環境の課題、寝室について。温度や湿度、明るさや香りなど外的要因について考えます。

寝室の環境づくりまずは、温度について。寝苦しさの原因は温度や湿度のバランスの悪さなので寝る前にはエアコンを使用しての温度調整も大切です。熱帯夜が続くこれからの時期は、切りタイマーを1時間〜2時間で設定すると、暑さで目を覚ますことがあり、かえって睡眠の妨げになってしまうことも。

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体温は明け方に最も低くなるので、そのタイミングに合わせてエアコンが切れるように設定しておくと、暑さや寒さで深夜に目を覚ますことなく、心地よい朝を迎えることができます。

続いては、寝室の明かり。お宅はどのタイプですか?「住宅に使う色のパターンは2タイプあり、白い昼白色と温かみのある電球色があります。睡眠に入る前はなるべく温かみのある電球色の下で過ごした方が眠りに入りやすいと言われています。」でも、眠る時には明かりって必要ないですよね?「なるべく明るさを落とした方がいいのですが、真っ暗だと眠りに入りにくいということもあるので、間接照明を利用しながら睡眠に入るとより深い睡眠に入りやすくなります。」

オレンジ系の夕暮れ時のような色の照明は、とても暖かみがありリラックス効果があります。睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が促進され、身体が自然とオヤスミモードへと導いてくれます。

そしてもう一つは香り、寝室の香りにこだわったことありますか?「睡眠は健康の維持だったり、美容にすごく大事ですが、アロマ、香りで健康に役立てるアロマテラピーはとても睡眠に役立つものだと思います。」

眠りにおすすめの香りっていうのもあるんですか?「ストレスが多いとどうしても交感神経が優位になって眠りつきにくくなると言われていますので、脳をお休みモードにしてくれる副交感神経を優位にするラベンダーやカモミールローマン、ベルガモットがおすすめです。」

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アロマディフューザーをお持ちなら活用するのがよいですが、アロマエッセンスを数滴垂らしたテイッシュやコットンを枕もとに置くだけでも香りを楽しむことができます。スプレータイプで売られているアロマ商品なら、寝る前に直接寝具や枕に吹きかけるのもおススメです。選ぶ際の一番の基準は自分が心地よいかどうかを優先して選ぶといいそうです。

いかがですか?質の良い眠りはリラックスできるだけでなく、昼間の活力にもつながります。睡眠環境を工夫して、夏バテ知らずで過ごしましょう!ちょっとした工夫で寝苦しい夜も快適に眠れそうですね。明かりや香りなどは意外とこだわってなかった方も多いかもしれませんよね。是非取り入れてゆっくりお休みください。