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連日、25℃を超える熱帯夜が続いてますね。きょうから3回、安眠へのワンポイントをお伝えしていきます。きょうは、寝具について。ムシムシして、なかなか寝付けない夏。昼間の暑さで体力を消耗しているのに、夜もグッスリ眠れないとなると体がバテてしまいますよね。

安眠のワンポイント(1)寝具

2013年の国民健康・栄養調査の中でも、20歳~59歳までを平均すると、男性42.2%、女性では50.1%が「日中に眠気を感じた」と回答し、また「睡眠時間が足りなかった」と答えたのも男女ともに4割近い数字となり、睡眠の質に満足していないという結果が出ています。

あなたの睡眠は大丈夫ですか?そこで、快適な睡眠環境を作るポイントをご紹介します。

安眠のワンポイント(1)寝具

睡眠環境には3つの要因に課題があると言われます。寝具、人体、寝室。これらそれぞれの環境を良くすることにより、質の高い睡眠が得られそうです。1回目の今日は寝具について。

人間は一晩にコップ1杯分もの汗をかくと言われています。この大量の汗が衣類や寝具にしみ込み、あのいやなジト~~っとした湿気となって寝苦しくなるのです。そこで大切なのが寝具選び。

安眠のワンポイント(1)寝具

眠りの駅睡眠環境鑑定士 天久龍男さん「汗をしっかり吸い取ったり、発散してくれる、通気性や放湿性が寝具には問われてきます。天然のものはもともと湿気を吸ったり吐いたりすることが得意なのでおススメします。」

夏の掛け寝具としてのおススメは綿を使ったガーゼ系。吸湿性、保湿性共に優れていて、肌触りもいいです。そして、真綿とシルクの組み合わせも。汗を素早く吸収してくれ、爽やかなさわり心地も特徴です。

また、タオルケットタイプは質感が好きな方も多いはず。汗の吸い取り力も優秀な素材でこちらもおススメです。

一方、敷き寝具は・・・

安眠のワンポイント(1)寝具

天久龍男さん「最近は高反発と呼ばれる、中が空洞になっているもので、衛生的でもあります。寝返りを打つことも重要で、寝返りを打った時に中にたまった空気を発散します。」

こうしたマットを上手に使うと、寝返りがスムーズにでき、汗を上手に逃がすことができるそうです。

そして枕は・・・

安眠のワンポイント(1)寝具

天久龍男さん「頭部は熱を持ちやすいので、熱を逃がしてあげることがまくらにとって大切です。(この商品は)接触冷感といって肌に触れた部分をうまく熱を逃がしてくれる素材で冷たく快適に眠ることができます。」

皆さんは夏に向いた寝具を上手に使っていますか?夏場は湿気をうまく逃がすことが大切なようです。毎日触れる寝具だからこそ、安眠のために選び方にはこだわりたいですよね。