来年秋に始まる男子プロバスケットボール新リーグについてです。そもそもこの新リーグとは何なのかというところから見ていきたいと思います
これまでは、国内にはTKｂｊリーグとNBL、２つのバスケットリーグが並立していました。これに対し国際バスケットボール連盟から「トップリーグは一つにすべき」ということで会員資格の停止が言い渡されました。このままでは日本は世界大会などへの出場はできないということになったのです。
そこで、今年に入って、統一リーグを作るためのタスクフォースが発足し、改革がスタート。今回の１部〜３部に分かれたピラミッド型の統一リーグを作るということになりました。
トップリーグである１部に入るにはホームアリーナの設置などの条件などがありまして、それをクリア、またはクリアする見込みのある12チームがまずは今回、１部入りとなりました。キングスは、沖縄市に３年後の完成を目指してホームアリーナを建設する予定です
そしてこの１部リーグ、bjリーグとNBLからそれぞれ６チームが顔を揃えていて激戦必至となりそうなんです。
キングスは去年、プレシーズンマッチでNBLのトヨタ自動車東京と対戦。２試合ともに接戦となりましたが、惜敗。ｂｊリーグで毎年上位争いをするキングスですらNBLの経営基盤がしっかりとしている企業チームに勝つのはそう簡単なことではないということです。
その強豪ひしめく１部リーグ入りが決まったキングス。きょう、沖縄市で報告を行い、意気込みを語りました。
新リーグの1部入りが決まり、ホームタウンである沖縄市に報告を行ったキングス。桑江市長は、「ホームタウン沖縄市の役割として更に応援体制を整えていかないといけない」と喜びを語りました。
その後来年から始まる新リーグに向け、意気込みを語りました。
木村代表「これからより高い次元でより大きな期待をされる中で戦っていかなければならないということで、緊張感の方が強いのが正直な気持ちです。」
岸本隆一選手「常にトップを目指すということと全力でプレーすることは選手としては今もたぶんこの先も変わらないと思うので、そういう所を意識してやっていきたいと思います。ｂｊリーグ最後のシーズン、まずは1試合1試合全力で戦って結果的に優勝してまた新しいリーグの良い準備に繋がればいいと思っています。」