※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
15-08-03-005

辺野古の埋立て工事に向けた事前協議書について、県は国に取り下げを求めてましたが

8月3日、国は取り下げを拒否すると回答しました。県の関係者によりますと3日午前、沖縄防衛局の職員が県庁を訪れ、辺野古の埋立ての本格着工に向けた県との事前協議に関する文書は、取り下げないとした回答書を提出しました。

県は、辺野古でのボーリング調査が終了していないことから国が提出した一部の設計と環境保全策をもとに協議を進めることはできないとし、協議書を取り下げるよう国に求めていました。これに対し国は工事は段階的に実施されるものであり、段階的な協議は妥当だと主張し、県の求める取り下げを拒否しました。

一方、今回の国の協議書取り下げ拒否を受け3日午後6時過ぎ、翁長知事がインタビューに答え「協議書は取り下げない旨の回答がなされたことは大変残念に思う」と答えました。