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上京中の翁長知事は7月31日、午前菅官房長官と会談し、辺野古の埋め立てに関する事前協議について、取り下げるよう考え直してほしいと求めましたが、政府は取り下げる考えはないとしてます。
31日午前10時すぎに総理官邸に到着した翁長知事は菅官房長官と非公開でおよそ15分間会談しました。会談で翁長知事は政府が出した埋め立てに関する事前協議書について、取り下げるよう再度考え直してほしいと要請。また第三者委員会が、仲井眞前知事の埋め立て承認手続きに法的瑕疵があると結論付けたことについて次のように話しました。
会談後翁長知事「第三者委員会の件もですね、法律的な瑕疵があるということで、これをベースにしながら、これからいろいろ議論もさせて頂きたいと」
しかし、今回の会談について菅官房長官は「お互いに、お互いの立場を確認をしたということ。短い時間だったが、意見交換が出来たのかなと。今後とも対話を継続していきたいと」対話継続とした菅官房長官でしたが、知事の協議取り下げの要請については中谷防衛大臣が31日の会見で「協議を取り下げる考えはない」と明言するなど、平行線のままです。
翁長知事は8月7日、予算要請で総理と会う予定です