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アメリカ軍基地を抱える14の都道府県でつくる渉外知事会で、翁長知事は「辺野古への移設作業を中止し、話し合うよう政府に求めている」と話し、連携を呼びかけました。
翁長知事は「政府に対して、県民の理解の得られない普天間飛行場の辺野古への移設作業を中止し、しっかりと話し合いをして問題の解決を図るよう求めているところ」と話します。
翁長知事は、国の安全保障にかかる一部自治体への負担は、本来、国民全体で考える必要があるとして、基地から派生する様々な問題解決に向けた連携を呼びかけました。
渉外知事会ではこの後、防衛省や外務省を訪れ、基地の整理縮小や早期返還の促進をはじめ、日米地位協定の抜本的な見直しなどを求める要請書を手渡しました。
翁長知事は、この要請後の会見で、31日に菅官房長官と会談することを明らかにし、第三者委員会の結果についても「時間があれば伝えたい」と話しました。
また、知事は2016年度予算の概算要求に関連して来週上京する際にも安倍総理と会談する方向で調整していることも明らかにしました。