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台風12号午後本島北部が暴風に

25日午前、強い台風12号が沖縄本島地方に接近しています。本島北部には暴風警報も出ていて、これから夕方にかけて厳重な警戒が必要です。

強い台風12号は、午前11時には南大東島の西北西、およそ160キロの海上にあって、1時間に15キロの速さで北西に進んでいるとみられます。中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートルです。

現在、本島北部には暴風・波浪警報が発表されていて、昼過ぎから夜にかけて暴風となる見込みです。海の便は、那覇と離島を結ぶ全ての便が欠航。また航空各社は、午後の便を中心に欠航を決めていて、那覇空港は便を取り直そうとする人たちで混雑していました。

群馬からの男性「きょうの午後便で帰る予定だったんですけど、欠航なので予約変更で入れればなと思っているんですけど」

名古屋から宮古島へ移動予定の女性「午前中のは満席で、きょうか明日行ければ良いかなと思っています」

また、沖縄都市モノレールと路線バスは通常運行されていますが、北部のバス8路線は、午後0時から運休することが決まっています。沖縄本島地方では、午後から1時間に70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに警戒してください。