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23日は暦の上で1年で最も暑い日とされる「大暑」です。暦の通り、県内は各地で30度を超える真夏日となりました。
23日最も暑かったのは名護市で33.4度。那覇市で33度に達し、石垣島や宮古島でも32度を上回るなど県内全域で真夏日となりました。
流れるプールでゆられたり、ウォータースライダーで大きな水しぶきを上げたり、糸満市のプールでは夏休みの真っただ中とあって元気いっぱい遊ぶ子ども達の姿が見られました。
沖縄こどもの国で知念記者は「インド象のルビちゃんは気持ちよさそうに水浴びを楽しんでいます」とリポート。子どもの国の動物たちもきょうばかりはお疲れ気味。日陰に隠れてぐったりした様子のブタ、水浴びをしながら大きな口を開けてホースの水を飲むカバ。やっぱりこの暑さ、こたえているのでしょう。
そして暑くなると心配なのが「熱中症」。熱中症にかかると吐き気や頭痛、意識障害を起こすこともあり注意が必要です。
県薬務疾病課の漢那歩主査は「熱中症はあつさ指数というのがひとつの基準になっていて、28度以上を超えると熱中症が増える。本土と比べて(沖縄は)そんなに温度がそれほど高くないので熱中症になりにくいと勘違いされている方もいるが、暑さ指数でいうと沖縄は高い方なので、気を付けていただけたら」と話します。
県では屋外に長時間出ることは避け、こまめに水分を取ること。室内でも熱中症になる恐れがあるため、エアコンを使うなど対策を呼びかけています。