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外来生物の侵入を防ぐため、県外からの埋め立て土砂の持ち込みを制限する条例案がきょうの県議会特別委員会の採決の結果賛成多数で可決されました。
この条例案は、与党会派が今議会に議員提案したもので、県外から埋め立て用の土砂を持ち込む際に、知事への届け出を義務付けるほか、立ち入り調査を行うことも認めています。
きょうの委員会には、条例施行後に実際に運用することになる、県の担当部長らが出席し、条例によって外来生物の侵入を防止する効果などについて質疑が行われました。
當間環境部長答弁「非意図的に侵入する特定外来生物を防止するもので、条例制定により県外からの土砂由来の特定外来生物の侵入リスクが軽減するものと思います」
一方、野党議員からは条例制定手続きが拙速だ、立ち入り調査をする法的権限がないのではないか、などの意見が出されました。
特別委員会での2日間の質疑は終了し、条例案は、賛成11、反対6、欠席1の賛成多数で可決されました。10日金曜日の最終本会議で条例が成立すれば、今年11月1日から施行され、当面は、辺野古への新基地建設工事と那覇空港第2滑走路建設工事が対象事業となります。