※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
15-07-06-005

難病に立ち向かう男性が子ども達に「生きる」ということについて考えて欲しいと6日八重瀬町の中学校で特別授業を行いました。

具志頭中学校で「命の授業」をしたのは糸満市出身の山川朝教さんです。山川さんは2年前、突然手や足などがしびれ呼吸困難に陥る難病ギランバレー症候群と診断され、現在もリハビリを続けています。

山川さんは、難病により目の動きだけで家族と意思疎通をしていたことなど闘病生活について話した後、子ども達にこう語りかけました。

山川さんは「今、皆さんのこの時期にいろんな事に挑戦して、頑張るってのはとても重要なことだと思います。いまこの瞬間を一生懸命に生きる。この一言に尽きると思います。」と話しました。

授業を聞いた中学生は「ある日突然出来なかったことをどんどんクリアしていって、普通のときに戻るっていう努力がすごいことだなと思いました。これからは普通に出来ていたことも一生懸命頑張ろうと思いました」と言っていました。

中学生は授業を通して今を一生懸命生きることの大切さを学んだようでした。