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15-07-03-09

首里高校の染織デザイン科の1年生が7月3日沖縄の伝統的な織物芭蕉布について学びました。

芭蕉の皮から取り出した繊維を細かく割いて、それを一本の糸に紡いでいく「荢績み」体験にチャレンジです講師を務めた平良美恵子理事長は「草の根運動みたいなもんなんですけどね。こういう世界がまだ世の中にあるんですっていうことをまた誰か他の人にでも伝えてもらいたい」と話しました。

授業が行われた首里高校では、沖縄の工芸品の価値を再認識してもらおうと、工芸品の専門家を定期的に招いています。

きょうは、喜如嘉芭蕉布事業協同組合の平良美恵子理事長から国の重要無形文化財に指定されている沖縄の伝統的な織物芭蕉布の歴史を学びました。そして、芭蕉の繊維を使って荢績みにチャレンジです。

男子生徒は「普通にいけるかなというかんじだったんですけど、けっこう難しかったので、びっくりしました」「とりあえず遅れているので、みんなに早く追いつかないとと思ってめっちゃ一生懸命やっていました」女子生徒は「とにかく太さを一定にしようと頑張りました」「自分でオリジナルの作品をつくってみて、どんどん(知識と経験を)広げていきたいです」と話しました。