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15-06-26-06

サンゴが破壊されている可能性があるとして県が求めている辺野古の臨時制限水域への立ち入りについて、沖縄防衛局は県に対し「アメリカ軍側に報告した」と回答しました。

翁長知事は、6月18日、県が臨時制限水域への立ち入りを求めてからすでに4カ月が経っていることから、改めて、その対応を文書で求めていました。

しかし沖縄防衛局は、回答期限の25日付で発送した文書で、立ち入りについて「外務省経由で、アメリカ軍に報告したところ」と回答するに留まりました。また県は、沖縄防衛局だけ調査が許可されたのは理不尽として、アメリカ軍へ提出した国と県の許可申請の違いを説明するか、申請資料の提供を求めていましたが、これについては「準備ができ次第回答する」としました。

辺野古の作業が進む中、防衛局の今回の回答では立ち入り調査は未だ見通しが立たない状況です。