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消防士たちの真剣勝負 消防救助技術指導会

交通事故や水難事故などの現場で、けが人の救助にあたる消防士が、日頃の訓練の成果を競い合う大会が開かれました。

大矢記者は「重力を感じさせないほど、すいすいと梯子をのぼり、15メートルのロープを滑るようにわたる消防士たち。その姿は、まさに現代の忍者です!」とリポートします。ロープを伝い、ビルに取り残された人を、素早く助け出す消防士たち。そして、高さ15メートルのはしごを、わずか9秒で登り切りました。

この大会は、県内の各消防本部の消防士たちが、火災現場や事故現場を想定し、スピードや正確性などをチームで競うもので、会場には、家族や友達も応援に駆け付けました。

赤ちゃんを連れたお母さんは「(高所での訓練で)心配なんですけど、いつも練習しているので、きょうはとっても頑張ってほしいです」と話していました。男の子は「お父さんの応援」「パパかっこいい〜!」と話しています。

競技を終えた消防士は「緊張と、まだ終わったばかりなので息は上がっているんですが」「迅速に出来たと思います」と話していました。各種目の優勝チームは、今後、九州大会や全国大会に派遣されます。