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5月は赤十字月間です。那覇市の福祉施設では、災害時でも衛生的に米を炊くことが出来る、特殊な袋を使った炊き出し訓練が、行われました。
この訓練は、各施設と住民の連携を強化し、災害に強い地域を作ろうと、施設を管理する日本赤十字社が企画しました。29日の訓練には、施設の利用者や、地域の人たちなどおよそ20人が参加し、特殊な袋を使って、実際に炊き出し訓練を行いました。
この炊飯袋は、人数分を同じ分量で炊くことが出来るほか、飲料水が少ない時でも、加熱する際の鍋に入れる水を雨水などで賄うことが出来ます。上間記者は「こちらが炊き上がったご飯です。この状態で最大3日間保存することができます」とリポートしました。
日赤安謝福祉複合施設新崎聡也課長は「災害はですね、いつ何時起こるか分からないということで、前もっても心構えが必要になります。日頃から意識を持って準備をしておくことが大切だと思います」と話します。このあと参加者は、施設に保管されている避難用具や、那覇市の備蓄倉庫の見学などを行い、災害について考えていました。