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ハワイ・オアフ島で、海兵隊のオスプレイが着陸に失敗し、兵士1人が死亡しました。現地時間の5月17日午前11時40分、日本時間の5月18日6時40分ころ、ハワイ・オアフ島のベローズ空軍基地の近くの訓練区域内で、アメリカ海兵隊のMV-22オスプレイが着陸に失敗し炎上しました。

海兵隊によりますと、事故機には海兵隊員22人が搭乗していて、この内1人が死亡、残る21人が病院に搬送されたということです。

事故を起こした機体は、カリフォルニア州の基地から派遣されていた遠征部隊所属で、事故当時は通常の訓練飛行を行っていたということです。

事故を受け、菅官房長官は会見で「政府としては、米国側に対して、今回の事案の関連情報を速やかに提出するよう申し入れをしているところであります」と話しました。

事故の一報を受けた翁長知事は、普天間基地に配備されている同じ型の24機について、事故原因が究明されるまでの間、飛行停止を求めることも検討するとしました。

会見で翁長知事は「原因究明含めですね、しっかり対応してもらうような、県民の安心安全を守るという立場からしっかり対応したいと」話しました。

オスプレイは、2012年にも、9人が死傷する2件の墜落事故を起こしていています。今回の事故により、オスプレイの危険性を指摘する声が高まるのは必至です。