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台風6号は宮古八重山地方や沖縄本島地方の一部を暴風域に巻き込ながら北上し、12日午前8時には本島地方の暴風警報が解除されました。
午前6時から8時にかけて沖縄本島に最接近した台風6号は、本島全域に出されていた暴風警報が午前8時前に解除されました。これにより公立の小学校中学校、高校では、授業の再開が決まり児童たちが登校していました。運行を見合わせていたバスは午前11時の便から順次再開しています。
また空の便では午前中を中心に欠航が相次いでいて那覇空港には午後の便に変更などをする人たちの姿が見られました。石垣島に行く予定の女性は「ちょっと予定が全部代わってしまったので…、午後からの便に期待ですね」「予定変更で、欠便・キャンセル待ちになると思います」と話します。
八重山地方では、この台風で激しい雨となり24時間雨量が石垣市川平で156ミリ、竹富町大原で100.5ミリを観測しました。大矢記者は「台風から一夜明けた石垣市の港では、停泊していたヨットの船体が完全に海に沈んでいます」とリポートしました。新栄漁港では、12日午前6時半頃、個人が所有しているヨットが海に沈んでいるのがみつかりました。
また、市街地の飲食店や土産店の前では、開店に向けて台風で散った葉っぱや枝を片付ける姿が見られました。市民は「心配していました。予測ができなくて」と話していました。
警察と消防によりますと、これまでのところ台風によるけが人の報告はないということです。