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1人で食事をとることを「孤食」と言うのですが、近年、様々な事情で1人で食事をとる子ども達が多くなっています。そんな子ども達を地域全体で見守っていこうと、沖縄市でこんな取り組みがスタートします。
沖縄市諸見里にオープンする、「ももやま子ども食堂」この食堂は、親の仕事の都合などで、ひとりで食事をする子ども達に食事を提供し、地域の大人たちと繋がりを作ろうと設立されるものです。
5日は開所式が行われ地域の子ども達や学童の職員などを招いて食事会が開かれました。2010年度に行われた全国調査では、およそ8パーセントの児童生徒が夕食を1人、または子ども達だけでとっていることが報告されています。
しかし沖縄県のその数は、全国平均のおよそ2倍ともいわれていて、大きな課題となっています。ももやま子ども食堂比嘉道子理事長「子ども達の1人で寂しく過ごしているという声を聞いていはいたんですけども、やっぱり、その言葉にはどのように応えて言ったらいいのかという(問題解決に)それに賛同していった大人、子どもに関係している、大人の流れがすごく、今日の日を設けることが出来たのかなと思っています」と話していました。
ももやま子ども食堂は、6月ごろのオープンを目指していて、事前申し込みが必要ですが、1食100円で、バランスの良い食事を提供していくということです。
ももやま子ども食堂は、沖縄市の中の町小学校区内の幼稚園児や児童を中心に支援を行うということです。
将来的に、学習支援なども行いながら、子ども達の居場所として定着していけばと話していました。