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日本国憲法の施行から68年を迎えた3日、那覇市内では護憲派と改憲派によるふたつの集会が同時に開かれました。
改憲派の集会で、講師の元参議院議員、小林正さんは、憲法は、アメリカ合衆国憲法などのコピーだとして、自主憲法の必要性を訴えました。
元参議院議員の小林正さんは、現在の憲法には日本人の魂を憲法の前文に活かすという発想は全くないと話しました。
一方、護憲派の集会には、講師のひとりとして本部町出身の役者、北島角子さんが登壇。戦時中をパラオで過ごした経験を元に、戦争のない国際社会を目指す平和憲法の大切さを語りました。
北島角子さんは、「平和を愛する心をみんなが持ち寄せれば、平和になることはあるんだ。平和の風は吹くんだと。平和のこころは、家庭の中で育つ。我が家の憲法があるわけですよ。心を育てる」と訴えました。
大会の最後には、憲法9条がうちなーぐちで朗読され、多くの人たちが真剣な表情で聞き入っていました。