沖縄本島から飛行機と船で、およそ2時間。そこは、伝統的な赤瓦の家が並び・・・太陽がさんさんと降り注ぐ、癒しの島。人口およそ650人が暮らす小浜島です。観光名所の高台に登ってみると・・・
大矢記者「すごい景色!わー!これは絶景だ!」
思わずため息が出るほどに、青く澄み渡った、サンゴ礁の海。そんな小浜島には、今、話題沸騰中のアイドルたちがいるとの情報が!
小浜島の男性「おじいちゃんに人気なんじゃないですか?」
お母さんたち2人組「紅白出てほしいなと思ってるんで」
ガソリンスタンドのお兄さん「天国に一番近いアイドル」
て・・・「天国に一番近いアイドル」!?さっそく、訪ねてみると・・・
そう、こちらが、島で大人気のアイドル、「ばあちゃん合唱団」!アイドルと呼ばれる理由、それは・・・
合唱団の世話人 土田喜久男さん「『小浜島ばあちゃん合唱団』、KBG」
ちなみに、入会特典は、華やかなウェディングドレスで記念撮影!
小浜島のお父さん「小浜の人は美人ですよ。(Q:お父さん、ラッキーですね。)ラッキー(笑)」
小浜島のお父さん「(Q:誰が一番好きですか?)やっぱり会長ですね。花城キミちゃんです」
土田さんとみんな一緒に「頂きます」「鶴さんや亀さんのように長生きしたければ、ツルツル飲まずに、よくカメカメ!頂きまーす!」
みんなで仲良く、楽しく、食事・・・。
味噌汁をこぼすおばあちゃん「(カメラを塞いで)だめ!だめ!」
目仲トミさん「もう美味しく食べています。きょうはもうあまりの嬉しさに入れ歯も忘れてきてね!(笑)」
笑いが絶えない合唱団を立ち上げた、リーダー・花城さんのお宅にお邪魔すると・・・
大矢記者「おお!機織りされてるんですか!?」
花城さんが織っていたのは、小浜島伝統の着物。島の女性たちは、みんな織り方を習って育ってきたそうです。
花城キミさん「小浜の文化一番いい」
私も、花城さんの手織りの着物を着させて頂きました!
キミさん「(Q:キミさんどうです?)かっこいいからさ、こっちの嫁さんになってね、あんた。(Q:ほんと?若い人いますか?)いっぱいいる!こっちの嫁さんになったら、こんなしてつけられるよ。(Q:若いって、70歳とかじゃないですよね?)ううん(笑)」
実は、ばあちゃん合唱団をつくったきっかけは、島の高齢化と共に、一人暮らしのおばあちゃんたちが多くなったこと。生まれ故郷で、いつまでも元気に、寄り添って暮らしていけるようにという願いからだったそうです。
キミさん「(Q:メンバーを集めた方法は?)自分と旦那はどこどこの馬車の上で遊んだとか、みんなで集まったら、そういう話がはずむさーね(Q:その・・・恋バナですね、いわゆる。)そうそうそうそう!(笑)」
ところでキミさんの恋のお相手は・・・??
キミさん「(Q:ほら、写真が来ましたよ。ほら、好男子!)好男子!大好きな。目標は長生きして・・・自分の・・・彼氏のところに元気で行きたいなと思ってる!」
年を増すごとに、豊かに、人生を生きていく。幸せの島、小浜島の旅でした。
キミさん「最高に嬉しいね!あっちのグソー(沖縄の言葉で「天国」)には行きたくない!天国に一番近いアイドルでもよ、絶対!(笑)」
トミさん「(Q:トミさん、今日は歯忘れなかったですね!)今日はメガネを忘れた!」