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宮古島市の城辺砂川地区伝統の祭祀、「ナーパイ」が27日行われました。ナーパイは、津波よけと五穀豊穣を願ってこの地区を中心に、200年以上前から続いているといわれるもので、毎年、旧暦3月の最初の酉の日に行われています。
上比屋山の拝所に集まった住人たちは、祈願を済ませた後、女性が列をして山を下り、拝所に残った男性が、船を漕ぐ動作をしながら、津波がこの地を襲わないようにと祈願しました。また、女性たちは、ダンチクの茎を立てながら、集落を練り歩き、海の近くでは、クイチャ―を踊り、五穀豊穣を祈りました。