※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
15-03-24-005

翁長知事が海でのすべての作業を止めるよう指示したのに対し、沖縄防衛局は24日、これを不服として審査請求を行いました。

24日の参議院外交防衛委員会で中谷防衛大臣は、「沖縄県知事の指示は無効なものであり、現在おこなっている作業を中断する理由とはならないことを県に説明させて頂きました。本日昼ごろ、法令によって沖縄の防衛局長から農林水産大臣に対し、審査請求書及び執行停止申立書を提出させて頂きました」と述べ、県の指示を不服として審査請求を行ったことを明らかにしました。

一方、菅官房長官も24日、「当該指示は違法性が重大かつ明白で無効なものであって現在行われている作業を中断する理由にはならない」と述べました。

新基地建設にかかる辺野古での作業をめぐって県と国との対立の様相は鮮明になっています。