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15-03-23-01

辺野古への基地建設に絡み県は、岩礁破砕許可の取り消しに向けて本格的に協議を始めました。

県庁では23日午前9時から翁長知事を始め3役が会議を行っていて午後に会見を開くことになっています。

県は、国が2014年8月に出した岩礁破砕の許可区域外で大型のコンクリートブロックなどを投入し、サンゴを壊している可能性が高いとして2月現地調査を行っています。

しかし提供水域内での調査についてはアメリカ軍から許可がえられず、辺野古ではこの間にも作業が進められていました。

県では岩礁破砕許可の取り消しに向けて作業の停止指示なども含め本格的な検討に入っています。

県が検討に入ったことに菅官房長官は20日、「アンカーの設置については、防衛省と沖縄県の事前調整の段階で、沖縄県知事が定める沖縄県漁業調整規則等ふまえ、十分な調整を行ったと報告を受けている。この期に及んで報道されているようなことが検討されているとすれば、甚だ遺憾である。」と述べました。