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那覇空港の国際線ターミナルに新たな施設が完成し20日、お披露目されました。
ターミナル内に完成したのはなんと礼拝室。広さは4畳ほどで特定の宗教に限定せず使うことができ男女別々に個室が設けられています。
床に琉球畳を敷くなど室内デザインは和を基調としていて手や足を清める水場があるほかイスラム教徒に必要なメッカの方向もわかるようにもなっています。
エジプト出身でイスラム教徒のエルサムニー・イブラヒムさん(63)は「とっても嬉しいですね。長い間待っていたことなんです」「お祈りは(1日に)5回ありますので、時間が来ると、飛行機に乗るよりお祈りしたいですね」と話していました。
那覇空港ビルディングの花城順孝社長も「東南アジア諸国をはじめとする、祈りを習慣とする方々の沖縄の訪問も、今後ますます増加していくものと考えております」と話していました。
国内の主要空港には礼拝室が設置されていて九州沖縄では福岡・鹿児島に次いで3カ所目だということです。