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県立芸術大学で卒業式・修了式が行われ、沖縄の文化を担う142人が旅立ちました。県立芸術大学の卒業式・修了式は、沖縄の文化伝統を担う学問の府らしく、旅立ちを祝うくてぃ節の調べで始まりました。

この春、卒業するのは、絵画や彫刻などの美術工芸や琉球古典音楽や西洋音楽を学ぶ学部生112人と大学院生30人です。挨拶で、比嘉康春学長は、「芸術は、人々の心に感動を与え、人々の心に喜びを与えます。」と、メッセージを送りました。

卒業生・修了生を代表して、音楽学部音楽学科琉球芸能専攻の玉城知世さんは、「自分の目標に向かい、これまでの4年間の思いでと経験を糧に精進してまいります。」と述べました。

宝塚風のスタイルで参加した男子学生は「ほんとに嬉しいですね、4年間頑張ってきたので」と言います。また、かぶり物をした学生に「何をイメージして作られた?」と尋ねると「エジプトの壁画の神様」「これから沖縄で働きます。ウェブデザイナーとして働きます」と話しました。個性豊かな卒業生たちは大学生活最後の日も個性豊かでした。