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沖縄市のサッカー場で発掘されたドラム缶は100本になりましたが、12日、環境団体が現場周辺のたまり水のダイオキシン濃度がかなり高いとする専門家の評価を発表しました。
生物多様性ネットワークの河村雅美ディレクターは「たまり水のダイオキシン濃度は尋常な値ではない」と話します。
会見では沖縄防衛局の調査結果が妥当なものかどうか、3人の専門家に評価を求めた結果が報告されました。
その結果、専門家からはドラム缶周辺のたまり水のダイオキシン類の濃度が「非常に高い」という指摘があがったということです。
また、雨水などによってこの現場に残ったダイオキシン類が今も持続して溶け出している可能性があること、また防衛局の発掘工事によってダイオキシンが土壌や大気で移動し拡散している可能性があることを示しました。