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18日は旧暦の大晦日です。19日は旧正月を祝うという方もいらっしゃると思います。海人の街、糸満市の市場は、年越しの準備をする人たちで賑わいました。
大矢記者は「糸満市の中央市場です。新年を迎える準備のため、朝からたくさんの人たちが買い物に駆け付けています」と話します。
旧暦の大晦日「トゥシヌユル」にあたる18日、およそ60店舗が軒を連ねる糸満市の市場には、しめ縄や、玄関に飾るお祝いの笹飾りが並びました。また、年越しの沖縄そばやお供えには欠かせないかまぼこやお餅を買い求める買い物客で朝から賑わいを見せていました。
かまぼこ店では「この赤とかそういった行事、お重に使うのがよく出ますね」と話し、かまぼこを買った客は「3本。お供えする分」「これ、コーグワーシー。お供えするお菓子」と話します。
13人の孫が訪ねてくるという男性に、お年玉もあげるのですかと質問すると「もちろんあげます」13人分ですか?と尋ねると「はい。楽しみです」と話していました。
また、市場では、この1年、無事に過ごせたことに感謝し、地域の人たちが「繁盛節」や「目出度節」などの歌や踊りを披露。正月準備に忙しいさなか、訪れた買物客を楽しませていました。