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旅客や貨物を扱う海運業について知ってもらおうと、小学生が船や船員について学ぶ海事教室が、11日開かれました。
海事教室は、離島への貨物や旅客を扱う海運業界の船員不足に対応するため、若い世代に船や船員の仕事について学んでもらうことを目的に、2011年から開催されています。今回は初めて、実際にフェリーに乗って渡嘉敷島へ渡ることになり、那覇市や浦添市の小学生42人と保護者らが参加しました。
子どもたちは早速フェリーに乗り込み、講師の説明を聞きながら船内を見学。客室はもちろん、普段は入ることのできない操舵室や機関室を見たり、海の仕事には欠かせないロープ結びなどを体験していました。
参加した小学生は「楽しみです」「俺は(前日)眠れた!俺は眠れんかった」「この機会しかないと思って、2人で参加しました」と嬉しそうに話していました。子どもたちは、フェリーでの船旅を通して船員の仕事や島々を結ぶ船の大切さについて学びます。