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芸術や文化の交流を支援する独立行政法人・国際交流基金が贈る地球市民賞に宜野湾市のアメラジアンスクールイン・オキナワが選ばれました。県庁では国際交流基金の田口栄治理事と受賞したアメラジアンスクールイン・オキナワのセイヤーみどり校長らが会見を開きました。
アメラジアンスクールは、アメリカ人とアジア人の両親を持つ子どもたちに、それぞれの文化を尊重するバイリンガル教育を行い、進学や就職の機会を増やそうと1998年に設立されたもので、現在も72人が学んでいます。
セイヤーみどり校長は「アメラジアンスクールを設立した17年前、私たちには何もありませんでした。あったのは情熱と信念だけでした。とにかく日々をこなしていくのが、精一杯でした。みなさんが支援して良かったと思えるような学校にこれからもしていきたいと思います」と話していました。
受賞したセイヤー校長は「どの子どもにも豊かな可能性があり、その可能性を伸ばしていくのは大人の責任」だと決意を語りました。