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東村高江のヘリパッド建設問題で日本政府は完成したヘリパッド2つをアメリカ軍に提供することを正式に合意しました。
東村高江では1996年合意されたSACOの最終報告に基づいて北部訓練場内の返還される土地にあるヘリパッドを高江集落の近くに新たに建設していました。
30日開かれた日米合同委員会では完成している集落近くのN4地区が日本政府からアメリカ軍へ引き渡されることで合意されました。
高江ヘリパッドいらない住民の会・伊佐真次さんは「基地の負担軽減と逆行する」「全く住民の声を聞いていない状況では、こういう飛行訓練はやめてもらいたい」と話しています。
一方、沖縄市ではアメリカ軍再編計画に基づき計画されているキャンプキンザーの倉庫群などを嘉手納弾薬庫地区の黙認耕作地に移設するマスタープランが承認されました。
高江へのヘリパッド建設、そして黙認耕作地の接収につながるとみられるキャンプキンザーの移設計画。県民の心配をよそに日米両政府は2つの基地に関する計画を着々と進めています。