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Q+リポートです。辺野古の海は厳しい状況となっていますが、キャンプシュワブのゲート前では去年の夏から座り込みが始まり、年明けからは24時間体勢となりました。

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様々な人が出入りするテントには、これまであまりこうした活動に参加したことがなかった人々の姿も見られるようになってきました。

キャンプシュワブのゲート前。最低気温5度と冷え込んだこの日もテントには工事資材の搬入を警戒するため、およそ40人が待機していました。

座り込む男性「寒いけど、とりあえず目標は週に一回。この闘争も長期化が予測されていますから、そういうことで、自分自身もできることということで、週に一回は来ないと。」

去年7月7日から始まった座り込みも、200日以上が経過。疲労の色も見える中、テント内には変化がありました。

沼尻「座り込み200日を超えたキャンプシュワブのゲート前です。現在では若い年代の姿が多く見られるようになっています」

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学生「若者が現場に少ないというのが恥ずかしいなと思っていて。80歳を超えている人たちもいますし、その方たちは戦争を経験してとか戦後の一番厳しい時代を生き抜いてきて、それを自分たちの子どもや孫の世代に同じ思いをさせたくないからという気持ちで座り込みをしてくれているのに。」

学生「頑張ってくださっているので、差し入れという形で、皆さんに分けられたらよいなと思って持ってきました。栄養満点です。みなさんで分けられたらと思って、持ってきました。」

テントに集まっていたのは、10代後半から20代前半の若者たち。彼らは、勉強をしたり、談笑したり、時には鍋をするなどこの場所で思い思いの時間を過ごしていました。

鍋を振る舞う人「先週来たときに若い子が鍋やっていたの。凄いうらやましくて。次は鍋やろうと。鍋は続けます。はやらせます。」

中には高校生の姿もありました。

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高校生「やっぱり勉強はどこでもできるじゃないですか、それを理由にしたくないんですよ。自分がやることがあるから、それをやらないというのは。辺野古にも来て、勉強も出来て、良いんじゃないかと。」

高校生「自分なんか、抗議活動ではなくて、勉強しに来ている感じですね。こういうことを将来自分が大人になって、父ちゃん息子ができて、父ちゃんあのとき行ってなかったのと言われて、興味無いとは言えないじゃないですか。今こういうことを目で見ておこうと思うし。」

普段は緊張感が漂うテントですが若者たちが増え、雰囲気も和やかに。そしてこの夜は、こんなサプライズもありました。震災以降、福島などを回っているアーティストのキャンドルジュンさん。仕事で沖縄に来ていましたが、テレビやフェイスブックで辺野古の状況を知り、どうしてもテントに来たいと、この場所に足を延ばしていたのです

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キャンドルジュンさん「今まだここで止められるような可能性があるんだったら、できることしないとなと。キャンドルを灯すことくらいしかできないけど、でもちょっと…暖かい雰囲気にはなったかなという。」

学生「自分たち(若者)がこれから沖縄を、社会を作っていくわけですから、実際何が起きているのかなということを自分の目で見るということは、すごい重要なことだと思います。」

たとえ先は見えなくとも、広がっていく支援に希望を抱きながら座り込みは続いています。

政府は強硬な姿勢を崩しませんが、学生たちは、実際に現場に来て、見て、話を聞くことが自分たちの第一歩だと話していました。

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