※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
基地問題は沖縄だけの問題ではない。硬直する辺野古の現状に本土でも支援の輪が広がっています。基地建設反対の声を安倍総理に届けようと25日、国会議事堂をおよそ7000人が包囲しました。
このイベントは環境保護や平和運動に関わるおよそ50の団体や個人が企画しました。主催者発表でおよそ7000人が集まり、国会議事堂を2回にわたって人の鎖で包囲して安倍総理に基地建設ノーを訴えました。
参加した女性は「ヤマトンチュの心意気を見せに集まりました」と話し、男性は「(辺野古の問題は)まだまだ本土の人には知られていませんので、できるだけ多くの人が参加して、単に沖縄だけの問題じゃない、日本全体の問題だと」話します。
また他の男性は「公務員をやっているのですが、海保、県警があんなことをしないといけない状況が生じていることが納得いかない。自分だったらどうするか考えていて。ああいう風になっていることに対して、おかしいという思いを同じように持ってほしい」と話していました。
一方辺野古でも、東京での行動に合わせてゲート前で基地建設ノーのデモンストレーションが行われました。
平和運動センターの山城博治さんは「ここ(辺野古)だけは何としてでも守りたいという気持ちを皆さんからひしひし感じる。仲間がいることに勇気づけられて、お互いがお互いを支え合っている感じがします」と言います。
緊張状態が続く辺野古。集まった人たちは沖縄と本土で連携して基地建設を止めていくという思いを強めていました。