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県警本部は20日、全国で初めての飲酒運転の根絶に向けた対策室を設置しました。対策室は、取り締まりや事故指導などを行う交通部と地域課の人員、およそ100人で構成されます。
県内の人身事故全体に占める飲酒絡みの事故の割合は、24年連続で全国ワーストで、また、2014年の交通死亡事故の死者36人のうち9人、つまり4人に1人が飲酒運転による事故でした。
飲酒運転根絶対策室大城吉孝室長は「飲酒運転は故意犯です。飲酒運転すれば、重大事故に繋がる危険な行為と知りつつ運転しているものがおります。飲酒運転をしなければ事故は起こさないということです」と話します。
新設された対策室では飲食店街での取り締まりや、二日酔いでの事故防止に、白バイ隊を活用した早朝からの取り締まりを行うこととしています。
また大城室長は「県民の皆さんには、この飲酒したのものは車をもたせない、飲酒運転をさせない。というついよい意思、周りの人が許さないという社会環境を構築していくことによって、飲酒運転は根絶できるものと考えております」と話しています。
全国ワーストを脱却するには、一人ひとりの強い意志が必要です。