※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
戦前戦中の教育を振り返り国民がどんな体制の中で戦争に組み込まれていったのかを紹介する企画展が、読谷村で開かれています。
オープニングセレモニーでは、石嶺傳實読谷村長が、「二度と戦争を起さないためにも、過去の歴史を正確に捉え、戦後70年を考える機会にしてほしい」とあいさつしました。
並べられた当時の教科書からは、国のために戦うことを繰り返し教えた軍国主義教育や、皇民化教育が進み、国民が、戦争に組み込まれていった状況を伺い知ることができます。また、紙芝居や双六など子どもの遊びの中にも戦争に関する内容が導入されていました。
読谷村企画財政課天久朝美さんは「戦前に回帰するような、(特定)秘密保護法案だったり、集団的自衛権だったりとか、不穏な動きが見え隠れしているということで、歴史を見ることによって、自分の意識を高めて、興味を持ってほしい」と話します。
この企画展は、読谷村役場のロビーで1月30日まで開かれています。