こんばんは、スポーツです。まずは琉球ゴールデンキングスから。連覇を目指す今シーズンも前半26試合が終了しこの週末から後半戦に突入しました。これまでのキングスの戦いぶりには、ある特徴がありました。
22勝4敗、西地区2位でシーズン前半を折り返した琉球ゴールデンキングス。
後半戦のスタートとなるおとといの試合は序盤からキングスが持ち前のディフェンス力を発揮。奈良に厳しい体勢でシュートを打たせ、リバウンドを奪うなど流れを渡しません。
また、お馴染みとなってきた、コート上の5人を一気に替える「全員交代」をこの日も第1Qから披露します
伊佐勉HC「選手・チーム全体でハッスルしようということを言って、ボールをみんなでシェアしながら、一人一人の良いところを引き出そうということを常々言っていますので」
今シーズンのキングスの戦い方には、ある特徴が。得点数やシュート成功率など、リーグ全体での部門別個人ランキングトップ10を見てみると優勝した昨シーズン、キングスの選手は多くランクインしていました。
しかし今シーズンは、今のところ誰一人としてランクインせず。このデータが、全員でプレーしていることを証明しています
伊佐勉HC「ランキングに入っていないという結果からしても、しっかり(全員が)同じ方向を向いているのかなとポジティブにとらえております」
誰か1人がチームを引っ張るのでなく、選手全員が、お互いの力を引き出し合う、それが今シーズンのキングスのバスケ!このゲームの後半は、まさにそれを象徴する展開。
ベテラン・小菅の速攻(41点目)今シーズン加入しチームに欠かせない存在となった大宮!(56点目)アンソニーケント!(63or66点目)さらに岸本がこの位置から3ポイントを沈めれば(71点目)最後は豪快にキブエ・トリム!(85点目)1人に偏ることなく6人もの選手が二桁得点をあげるなどまさに全員バスケで快勝!
続く昨日の試合も大勝し、良い形で後半戦のスタートを切りました!
伊佐勉HC「ゲームとしては非常に満足のいくゲームでした。毎試合毎試合、一つ一つ勝ち星を確実に積み上げていきたいなと思っています」