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1959年、うるま市で起きたアメリカ軍機墜落事故を語り継ぐ宮森630会の会長・豊濱光輝さん(79)が12日沖縄市の病院で亡くなりました。
(2014年6月に)豊濱さんは「なぜ戦争で沖縄戦だけで終わりにならないのか。というのは戦争の道具(ジェット機)が落ちたからですよ。戦争が済んで70年になります。70年になるのにまだあります基地は。その基地を未来の子どもたちに君たちなんとかしなさいと私たちは両手を挙げて渡せるのか。」と言っていました。豊濱さんは1959年6月30日、うるま市にアメリカ軍機が墜落し17人が犠牲になった事故の際、宮森小学校で教師をしていました。
事故から50年の節目にこの悲劇を語り継ごうと活動を始め、高齢になった遺族や被害者たち1人1人の元を訪ね、貴重な話を聞き取って証言集にまとめました。
豊濱さんは12日午前3時すぎ間質性肺炎のため沖縄市の病院で亡くなりました。
告別式は14日午後3時からうるま市の石川葬祭場で営まれます。