※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

留学先の中国から駆け付けた新成人の男性は(中国語で何かを話す)今、何て言ったんですか?と尋ねると「今日があるのも両親のお蔭なのでとても感謝しています」と話したということです。中国語でのコメント、素晴らしかったですね。留学先の中国から12日の成人式のためにふるさと糸満市に帰ってきたそうですよ!

12日は、成人の日です。県内でも1万7000人あまりが大人の仲間入りをしました。糸満市では、12日唯一の式典が行われました。会場には、艶やかな振袖姿の女性たちや、袴姿の男性たちが晴れやかな笑顔で、式に臨んでいました。

いとこ同士の女性2人は「いとこです。だからお揃い。色違いです」「お母さんへ」「お母さんだけ?!」「あ、お母さんとお父さんには、たくさん苦労を掛けてきたので、これからは自分が恩返しできるように頑張ります」スーツ姿の男性は「将来研究者になりたい」「ガンとか治す薬をつくって色んな人を救いたいなと考えています」とそれぞれ二十歳の抱負を話していました。

式典で、糸満市の上原裕常市長は、「若い力と責任、誇りをもって、ふるさとの活性化と街づくりに参加してください」と祝いの言葉を贈りました。

また、新成人代表の金城桃子さんは、将来、美容師になるという夢を語りました。「自分が思っていた以上に(美容師への道は)難しく、やめたいと思うこともありました」「そんな中でも母は仕事で疲れていても、いつも私の話を聞いてくれ・・・(泣き笑い)誰かハンカチないば??」「ここで伝えさせてください。私は、お父さん、お母さんの子どもで良かったです」新成人にとって晴れやかな門出の日となりました。