華麗な技で観客を魅了する、シンクロナイズドスイミング!ロンドンオリンピックでの日本代表の活躍に心躍らせた方も多いのではないでしょうか。
那覇市のダンススイミングクラブのメンバー。3年生から6年生までが水中で魅せる芸術的なダンス!2年前にスタートしたばかりのクラブですが、全国大会で2年連続最優秀賞を取るなど、しっかり結果を残しています。
そんな子ども達がダンススイミングよりも上を目指すため、挑んでいるのがシンクロナイズドスイミングです。
世界で活躍する選手が増える一方で、これまで県内ではシンクロの競技自体が行われていませんでした。
田中聡子コーチ「選手だった人が(地元に)戻って来る環境が本州には多いけど、沖縄は選手がいなかった分、教える人がいない」
こう話すのは、シンクロ歴26年の田中聡子さん。東京で活動する水中パフォーマンス団体のメンバーで、月に一度、子ども達の指導の為に東京から通っています。
今回、県内のダンススクールのメンバーから、4人の児童が本格的に練習をスタートしました。子ども達がシンクロの大会に出る為には、バッジテストという試験に受かる必要があります。
テストではひざから下は水面に出した状態で、赤い目印から腰の位置を動かさないように180度回転するタブ回転や、顔は水面に浮かせたまま一定のスピードで水平に進み途中で手をチェンジさせるバックキックなど、9種目のテスト全てクリアしなければなりません。
この日は試験目前。田中コーチの本格的なレッスンに子ども達も真剣な表情です。
片桐花菜さん「(シンクロやってみてどう?)楽しいです(どこが楽しい?)逆立ちする所とか面白い」
玉城結衣さん「楽しい。ちょっと難しいけど楽しい」
田中聡子コーチ「(沖縄の)子ども達の特性的にはすごく向いているスポーツだと思う。カチャーシーとか普段から音楽に携わっていることが多いので、音の取り方もいい。指先から足先までの神経がよくいっていて、ちょっと注意するだけですぐ良くなる。明るい、そしてなにより」
楽しそうに練習をする子ども達。4人の中で最年少なのが、小学3年生の天方照さん。1年前にダンススイミングを始めた照さんは半年前に25メートルを泳げるようになったばかりです。
天方照さん「少し難しいけど楽しいかな。(早く)みんなにおいつきたい」
小さい体で、一生懸命お姉さんたちについていきます。
先頭に立つのは最年長・小学6年生の天方向日葵さん。照さんの姉です。
天方向日葵さん「(妹の頑張っている姿見てどう?)頑張っている。間違えると可愛いけど注意しなきゃいけない」
水中では先輩と後輩。照さん、スポーツの厳しさも勉強していきます。
天方照さん「(お姉ちゃん見ててどう思う?)上手。普段の向日葵より、こっちにいる方が真剣です(怖い?)うん」
練習中は怒られることもしばしば。厳しいこともありますが、練習が終われば普通の小学生の表情がありました。
田中聡子コーチ「楽しさと厳しさを持ち合わせた練習ができれば、とっても期待ができると思うので頑張ってほしいです」
いつか世界で活躍する選手誕生を夢見て、子ども達の挑戦は始まっています!
今月中にはテストの結果が出るということで、子ども達もワクワクソワソワしている様子でした!