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アメリカの現在の政治の動きと、沖縄のアメリカ軍基地について改めて学ぶ講演会が10日、那覇市で開かれました。

講演を行ったのは、アメリカ政治を専門とする沖縄国際大学の佐藤学教授です。

佐藤教授は、10日の講演の中で、アメリカの今の政治状況に触れ、共和党の中でも影響力をもつ、市民運動系の「ティーパーティー派」と呼ばれる人々の力が弱くなっていることから「共和党の主流派が再び力をつけ、軍事予算は増強するだろう」など、アメリカの情勢を話しました。

一方、日本政府が抑止力として期待する海兵隊は以前から即戦力として機能していないと説明し、「海兵隊の為に辺野古に基地を造るのは、予算の無駄遣いだ」と主張しました。参加者はメモを取りながら、熱心に耳を傾けていました。