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衆議院選挙も中盤に入ってきました。きょうは、QABと朝日新聞が、1区から3区についてはおとといときのうの2日間、4区については、今月6日と7日の2日間で実施した情勢調査の結果をお伝えします。果たして県民は、何を判断材料にどの候補者、政党に投票するのでしょうか。

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情勢調査は、コンピューターで、無作為に作成した番号に調査員が電話をかける方法で県内の有権者を対象に実施。有効回答は1448人で、回答率は65パーセントでした。

沖縄1区にはごらんの方々が立候補し、三つ巴の構図となっています。

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調査の結果、赤嶺さんと國場さんが互角の激しい戦いを繰り広げ、下地さんは厳しい戦いとなっています。赤嶺さんは、共産、社民支持層をほぼ固め、無党派層の半数近くの支持を集めています。國場さんは、自民支持層の7割を集めていますが、無党派層では2割に留まっています。一方、下地さんは、維新支持層を固めきれておらず、無党派層の支持も3割に留まっています。

続いて与野党一騎打ちとなっている2区。2区には、ご覧の2人が立候補しています。

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照屋さんが安定した戦いぶりを見せ、宮﨑さんは伸び悩んでいます。照屋さんは、社民、共産、民主支持層をほぼ固め、無党派層の7割以上の支持を集めています。宮﨑さんは、自民支持層をほぼ固めているものの、無党派層では2割に留まっています。

こちらも与野党一騎打ちとなっている3区。ご覧の2人が立候補しています。

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3区では、玉城さんが優位に立ち、比嘉さんは苦しい情勢となっています。玉城さんが、生活、社民、共産支持層をほぼ固め、無党派層の8割に浸透しているのに対し、比嘉さんは自民、公明支持層を固めきれておらず、無党派層の支持も2割に留まっています。

最後にご覧の2人が立候補する保守分裂の一騎打ちとなっている4区。

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4区では、無所属の仲里さんがやや優位に立ち、自民党公認の西銘さんが激しく追う展開となっています。仲里さんは、社民、共産、民主支持層をほぼ固め、無党派層の6割以上を取り込んでいます。一方、西銘さんは、自民、公明支持層をほぼ固め、無党派層の4割近くの支持を集めています。

ここからは、情勢調査と合わせて実施した世論調査から、衆院選に対する有権者の意識を見ていきます。

Q,あなたは今、どの政党を支持していますか?

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ご覧のように、最も高いのが自民で回答者の19%となっています。そして次にくるのが社民の5%と民主の4%。維新・公明・共産は、ほぼ横並びとなっています。そして、「支持政党なし」「答えない・わからない」とした無党派層が63%にのぼっています。

30代・男性「新しいところでなにか変ればなと思って今回は、ちょっと、行こうかなと思ってます」

30代・女性「状況が大きく変わらないので、行ってもしょうがないのかなと思ってしまったりするんですけど」

70代・女性「せっかくの権利が使えなくなったら困るじゃないですか、行くのが当然ですからね」

Q,衆院選の投票に行きますか?

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「投票意欲」に関する調査では、「必ず行く」と答えた人が78%。「できれば行きたい」と答えた人が16%と合わせて9割を超えました。一方、「行かない」と答えた人は4%でした。

50代・男性「好きでも嫌いでもないけど、今の状況を続けていかないとあまりよろしくない」

60代・女性「以前はね、好きとかなんとかっていうよりは、この国はそれで支えられているかなって感じがしたけど、ちょっと最近は、鈍ってきましたね」

20代・男性「嫌いではないですけど、好きとは言えないです」

Q,自民党は好きですか?

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自民党が好きか嫌いかについて「好き」または、「どちらかと言えば好き」と答えた人が合わせて20%。「好きでも嫌いでもない」と答えた人が51%。一方、「嫌い」または「どちらかと言えば嫌い」と答えた人は合わせて24%でした。

今回の調査では、まだ投票態度を明らかにしていない人が3割以上いることから、今後、情勢が変わる可能性もあります。

最後に、街で何に重点を置いて投票するかを尋ねました。

40代・女性「なかなか景気が回復したっていっても、実感がほとんどないので、そういったところを変えてくれるところを考えたつもりで投票は済ませました」

30代・男性「沖縄県民にとって、まずは、どういう政治をしてくれるかというところが重要かなと思いますね」

20代・女性「今の沖縄に何か足りないものとかを補えるそういう政策をできそうな人を選んでいきたいと思います」

60代・男性「沖縄を大切にする人、そういう視点で選びました」

衆議院選挙は、今月14日に投票、即日開票されます。

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