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伊江島のアメリカ軍補助飛行場でのパラシュート降下訓練で、9日兵士5人が、目的地点をはずれ民間地に落下する事故がありました。

伊江村役場によりますと、9日午後3時過ぎ、降下訓練をしていた兵士のうち5人が、強風にあおられフェンスの外に落下しました。落下した場所は、基地のフェンスからおよそ800メートル離れた民間の牧草地で、近くには牛小屋などがあるということです。この事故による人的被害はありません。

伊江村では、2014年4月にも、アメリカ軍の物資の投下訓練で、およそ800キロのドラム缶がフェンス外に落下するなど落下事故は2014年で5件目です。

伊江村の島袋村長は、「落下地点は住民たちが普段農作業をしているところで、重大な事故になりかねなかった。毎回、アメリカ軍に自粛や訓練中止を求めてきたがまた事故が起きて非常に遺憾だ」と話しています。