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病を抱えた人も活き活きと暮らせる地域社会づくりを進めてほしいと、8日、障害者のグループが県に要請しました。

要請したのは、11月に開かれた「精神障害」と「ハンセン病」について語るイベントの実行委員らです。メンバーたちは、精神障害患者に対する病院での隔離収容や薬物投与中心の治療は人権侵害だと指摘し精神に障害があっても地域で活き活きと暮らせる仕組みを作ることなどを求めた大会決議文を、8日、県の担当者に手渡しました。

イベントを主催した実行委員の金城幸子さんは「一番幸せなことってなんですか?自由ですよね。愛する家族と住むこと。それから、地域のみなさんの深い愛情を受けることなんですよ」と話していました。

県によりますと、精神に障害をもつ患者は県内に5000人ほどいるということです。対応した県の担当者は、「医療現場の実態をみて、しっかり対応したい」と話していました。