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14-12-03-06

暖かい沖縄で冬を越してもらおうと、福島から沖縄へやってきた2頭のゾウが一般公開されました。

越冬のため、福島県の東北サファリパークからやってきたのはアジアゾウのメス「トンサイ」と「ブントーン」です。福島では冬場、気温が氷点下となり、運動不足やケガの恐れがあることから今回、沖縄で冬をすごすこととなりました。

1日に沖縄に到着した2頭は、環境の変化や長い船旅もなんのその、用意されたサトウキビをすべて平らげるなど元気いっぱい。3日から一般公開され背中に乗れる「ゾウライド体験」もスタートし訪れた人々はさっそくゾウとのふれあいを楽しんでいました。

ゾウの背中に乗った女の子は「(ゾウの)背中がかわいかった」と答え一般公開に訪れた人も「すごく楽しかった、この子がすごく喜んでいたんで良かったです」と話していました。

沖縄こどもの国比嘉源和園長は「ゾウたちが元気に冬を越して、また元気に戻って、福島の子どもたちと再会できることを願っています」と話しました。2頭は故郷の春を待ちながら、2015年3月頃まで沖縄で過ごします。