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宮古家畜市場のセリが19日に開かれ、子牛の1頭あたりの平均価格がおよそ57万円と過去最高を記録しました。
11月のセリ市には350頭の子牛が上場され、1頭当たりの平均価格は雄が59万7724円、雌も53万5879円と共に過去最高となりました。雄と雌を合わせた平均価格は10月より3万円あまり高い56万9903円で、最高価格は雌の80万円でした。
九州から買付けに来た人は「こんなに高くては希望の頭数を揃えるのも難しい」とため息まじりで話していました。
一方で、畜産農家は「飼料価格も高騰していて、これくらいでないと賄えない。今後は下落が心配」と話していました。
過去最高値となったセリ価格について、JAの担当者は年末に向けて枝肉の需要が伸びたことと、全国的な子牛不足をあげています。