安倍総理はきのう衆議院の解散を表明、これにより来月14日、衆院選が行われる見通しで県内政党は早くも選挙モードに突入です。
今月21日の解散の対象となる沖縄小選挙区の衆議院議員は、比例も含めて1区と2区はごらんの4人。3区と4区は、現在、ごらんの3人となっています。
自民党県連 照屋守之幹事長「自民党は今、1区から4区、すべて国会議員がおりますから、そこの当選に向けて、全力を傾けていきたいと思っております」「中央の自民党公明党の連立政権。その中での沖縄県における自民党公明党の連携をしっかり作っていきたいと思っております」
公明党県本部 金城勉幹事長「具体的に自公協力ができるのかどうかということもまだわかりません」「自民党の方から考えるべきことではないですか?我々としては、比例区・公明をまず先んじて取り組んでいくということにしたいと思います」
民主党県連 花城正樹幹事長「人選の作業の前に、枠組みがやはり体制作りというものが大切になってきますので、そこと並行して今回の翁長知事誕生の建白書の枠組み、そことも意見交換させて頂きながら、ぶつからないように、政策の一致も含めて作業を進めていきたいなと」
社民党県連 新里米吉委員長「2区は現職の照屋寛徳衆議院議員を公認として擁立をしていく、そして、他の選挙区も知事選で戦った枠組みを大切にしながら協議をしてどう対応するか決めていきたいと思ってます。」
共産党県委員会 鶴渕賢次委員長代理「1区は赤嶺を立てて、公認で戦います」「共産党は、本来なら、全区立候補を、小選挙区はですね、ですけども、沖縄に関しては、今度の知事選挙の結果を得てですね。ぜひ、県民に応えられるような戦いをする」
社大党 大城一馬委員長代行「沖縄県知事選で辺野古移設問題が、はっきりと民意が明確になった。これも当然これは衆議院選挙の争点にすべきだろうと」「しっかりとお互い協力し合って、社大党も全力尽くして(野党が)4区で全部取ると」
生活の党県連 平良昭一事務局長「3区に現職がいますので、玉城デニーを中心にしながらですね」当面1区2区4区については我々からというよりはそれ以外は話し合いに応じていきたいなぁと」「強硬に進めてきた政権をですね、やっぱりチェックする、倒すんだという意気込みをもってやっていきたいなと」
維新の党県総支部 中村正人幹事長「1区で下地が擁立できるのかどうなのか検討していきたい」「2区3区4区に対しても我々は候補者を立てたいというような話し合いができるのかどうなのかということも今週中にはしっかりその辺の対応をしていきたいと」
政党そうぞう 當間盛夫代表代行「われわれは是が非でも、一区で下地をということは、党の所属議員はみんなそういう意思は持っていると」「維新の党のみなさんとよく議論してこれは早急に決めていかないと今週中には結論出さないと遅いだろうなと」
県議会会派「県民ネット」奥平一夫代表「長短期決戦になりますから、あくまでも現職優先が当然だろうと」「新基地を絶対つくらせないという強い信念を持った民意に沿った判断ができる人を是非国会に送りたいなと思っています」
短期決戦の総選挙の投票日まであと1カ月ない中、候補者擁立や選挙協力を巡り各政党の駆け引きが始まってます。