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児童の学力向上を目指し、取り組みを行っている小学校で、算数の公開授業がありました。
豊見城市の長嶺小学校は、市の研究指定校になっていて、その日の授業の基本となる部分を丁寧に教え児童自らが問題を解決する力を蓄える「教えて考えさせる授業」に取り組んでいます。
4日の公開授業には、「教えて考えさせる授業」を推進している東京大学大学院の市川伸一教授が視察に訪れたほか、多くの学校関係者が参加しました。このうち、2年1組の教室では電子黒板を利用したトレーニングが公開されたほか、先生の呼びかけに大きな声で返事をしたり、声を出して要点を理解する授業が進められました。
市川伸一教授は「教師が教える部分と、子どもたちに考えさせる部分のメリハリというのがね非常にはっきりしていてとても素晴らしい授業だったと思います」と話していました。
長嶺小学校では2013年からこの方法を取り入れ学力テストの平均点が向上していて、今後も子ども達の学力を伸ばしたいと話しています。