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本部町の海洋博公園で人気を集めてきた人口尾びれのイルカ、フジが、1日、病気のため死亡しました。

雌イルカのフジは、12年前、難病により尾びれのおよそ75パーセントを切除しました。その後、フジのために世界で初めて人工尾びれが開発され、以来、フジは海洋博公園の人気者として活躍してきました。

しかし、10月上旬に肝炎を発症し、食欲が低下。治療を受けてきましたが、1日午後3時前に死亡しました。フジは、推定年齢が45歳で、国内の水族館で飼育されているイルカの中で2番目の長生きでした。

フジの死について海洋博公園では「動物のリハビリについてフジに多くのことを教わった。フジの死を今後の飼育に役立てたい」と話しています。