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熱戦展開中の秋季九州高校野球大会。きょう、糸満高校が準決勝に挑みました。福岡から沼尻キャスターです。

沼尻キャスター「センバツをかけた熱戦も、いよいよ準決勝。ベスト4、激突です」

来年春のセンバツをより確かなものにすべく準決勝に挑んだ糸満。先発のマウンドには、ここまで2試合、満足のいくピッチングのできていない、金城乃亜。

金城乃亜投手「絶対自分が見返そうと、全力で抑えにいきました。」

準決勝で見せた、エースの自覚!6回までヒットわずか1本に抑える好投で試合を作ります。しかし、前の試合、18安打を放った神村学園打線が黙っていません。1点リードの終盤8回。7回途中から、エースの後を受けた安谷屋正貴がつかまります。

逆転タイムリーを許し、リードを守り切れません。その後、糸満もすぐさま同点に追いつき、試合は準々決勝につづき延長戦へ。迎えた10回ウラ、糸満は5番・太田貴斗が2ベースヒットでサヨナラのチャンスを作ります。ここで、打席が回ってきたのは、安谷屋。

安谷屋正貴投手「ここで自分が打たないと、みんなに迷惑しかかけていないので、打ってやろうという気持ちで。」

安谷屋の意地の一打、サヨナラタイムリーでセンバツをより確かにした糸満。あすはいよいよ決勝!九州の頂点まで、あと1つ!

安谷屋正貴投手「本当に嬉しい気持ちです。糸高の野球を見せつけて、決勝も戦っていきたい。」

金城乃亜投手「自分たち糸満高校は何も失うものはないので、九州学院にぶつかっていきたい。」

糸満高校は、あすの決勝で熊本第1代表・九州学院と、九州の頂点をかけ戦います。