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インターネットの動画投稿サイトに投稿して企業から広告収入を得るいわゆる「ユーチューバー」を活用して地域活性化を図ろうと、八重瀬町商工会がこんな新たな取り組みを始めました。動画をつくったのは、野菜や果物をくりぬいて楽器をつくることで今、人気を集めているユーチューバーの一人、ジュンジ・コヤマさんで、楽器作りに使ったのは、ゴーヤーやスターフルーツ、シークヮーサーなど、八重瀬町で採れた農産物です。

八重瀬町の新鮮な農作物を国内外にPRしようと、この度、八重瀬町商工会が、ユーチューバーとのコラボレーションを企画。一括交付金をつかって動画を制作し、22日からネットで公開を始めました。県庁で会見した八重瀬町商工会の担当者は「ユーチューバーとのタイアップは自治体としては全国的にも珍しい事例。フェイスブックやツイッターなどを通じて動画を広め、八重瀬町の魅力をPRしたい」と話していました。

このほかにもイラスト・アニメーションを手掛けるユーチューバーがつくった動画も公開されていて、どちらの動画も、22日午前8時の公開以降、フランスや南アフリカなど世界各地のユーザーからコメントが寄せられているということです。八重瀬町商工会ではそれぞれの動画で、10万回の再生を目指し、人気が出れば第2弾も検討したいということです。野菜の動画の最後には、演奏した野菜を使った沖縄料理も紹介されています。